不整脈 子どもの場合

不整脈が子供の場合は、学校の検診で見つかることが多くあります。なかには病的な不整脈もあり、早期検査と治療が必要なものもあるが、問題がない場合が多いです。ただ、なかには心疾患を疑われる病的な不整脈が存在することも確かなので、一度検査を受けておくと安心です。心配する必要のない不整脈には●洞性不整脈−息を吸う時に心拍数が増え、息を吐き出す時に心拍数が減るというもの。子どもによく見られる。 あまり程度が激しい場合には、なんらかの心疾患の可能性があるため、運動を制限されることがある。 ●洞性徐脈−1分間に50〜60回しか心拍数がないもの。●期外収縮−よくみられる不整脈。運動することで自然に消えてしまう良性のものです。 なかには運動するとかえって増加してしまうものもあり、そのような場合には病的な不整脈として早期検査が必要。

不整脈  赤ちゃんや小さい子供の場合

不整脈が赤ちゃんや小さな子供が起こした場合は、自分の言葉でうまく表現できないことが多いため大人が注意し、何か変わったことがないか気にかけてあげることが大切です。 例えば、子供が「胸が痛い」と訴えた場合、単なる筋肉痛なのか、それとも重篤な心臓病などの疾患の兆候なのか、なかなか判断がつきません。 胸のどのあたりが痛むのか、どれほど痛みが続いているのか、何か痛みを引き起こす原因など思い当たることはないか、呼吸との関連はどうか、などが観察のポイントです。

不整脈 期外収縮

不整脈の期外収縮(きがいしゅうしゅく)とは、脈が飛ぶような感じがし、一回単位でときどき心臓の収縮が速くなるタイプの不整脈。不整脈の中でももっとも多いタイプ。ホルター心電計(携帯用の心電計で、24時間の心電図を連続して記録するためのもの。 一般の心電図では長くても10秒以下の記録のため、捕らえきれない不整脈が多いことから用いられる)を使って24時間の心電図をとると、全てと言っていいほど、多くの人に見つかります。 期外収縮は、「早期収縮」とも呼ばれて、刺激が本来とは違った位置で発生することから起こるものです。歩いていてたまたまその時、つまずいた、という感じなのです。

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